約 67,835 件
https://w.atwiki.jp/uncyclopediamabiwiki/pages/2039.html
通常スペック [#ga6cb05e] 入手 [#t1150b5e] Gallery [#v98aed66] コメントフォーム [#pa0695da] 通常スペック #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。縦2×横2 分類 [[帽子 ../製作不可#p2372875]] 装備条件 性別:兼用 種族:H・E 防御 0 保護 0 耐久 20 UG 0 修理 94% ??G / 98% ??G 売却 ??G 染色メモ A:全体 改造:→不可 入手 シモン,エフィー,レプス(6,000G) Gallery ※必ず SS投稿ルール をご確認の上投稿してください。 前面 側面 背面 フリー フリー フリー attachref attachref attachref attachref attachref attachref コメントフォーム 激しく似合わないように見える・・・ -- なんかあれだね、こどもの日の髪で作ったかぶとみたいだ -- 折り紙の兜のようなデザイン。地味な色だとさらにそう見えるので華やかな色をお勧め。独特な形と相まって大変目立つだろう。 -- 中国風 キョンシー ^^ -- 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/2344.html
ハーイ、海馬ボーイ 私からのメッセージは受け取ってもらえましたか ほんの御挨拶デース。気に入ってもらえなかったようですね OH!そんな怖い顔をしないで下さい。ちょっとしたデモンストレーションデース そうデース!大いなるデュエルの前のね。久しぶりにユーとデュエルをしたいのデース・・・受けてくれますね? NO!海馬ボーイ、ユーは来ないわけにはいきまセーン。 なぜなら、来なければ海馬コーポレーションの株を一気に売りに出します。 そうすれば、株は大暴落。ユーの夢も水の泡デース 来てくれますね、海馬ボーイ では、懐かしいデュエリストキングダムの私の別荘にご招待しマース。待っていますよ、海馬ボーイ
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/1218.html
あれじゃトゥーンを倒す手段なんてないじゃないか! うぅん、あのカードは、一般には出回っていないよ。 世界でただひとつ、ペガサスだけのオリジナルカードだ。 んん…海馬君。 よし!ペガサスの攻撃を防いだ! ぃやった!ペガサスのトゥーン・ドラゴンを倒した! あぁぁ…! このコンボでペガサスは…。 壷魔人を、ウィルスの媒体にするつもりだ。 攻撃しちゃ駄目だ、海馬君! 海馬君…。 海馬君! 海馬君…。 海馬君は、モクバ君を取り戻すために命懸けで戦ってたんだ。 大切な人を守りたい思いは、僕たちと変わらなかったんだ。 ペガサス! お前に、お前なんかに、みんなの大切なものを奪う権利なんて、ないんだ!
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/3667.html
城之内くん、どこにいるんだ レアハンターか、どけ貴様ら! 貴様らいい加減にしろ 海馬 海馬 デュエル!(王様・海馬・グールズ) オレのターン 伏せカードを2枚セット なんだと ならばお手並み拝見といこうか。 オレはクリボーを守備表示だ。さあ、お前達のターンだぜ 気を付けろ海馬、奴らは何か狙っているぞ 海馬! え・・・? これは これが海馬の神のカード、オベリスクの巨神兵 城之内くんはどこだ! くそっ オレは城之内くんを捜しに行く くどいぞ海馬!今は… 海馬
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/129.html
火球のつぶて! 人から盗んだカードじゃ、オレのモンスターは倒せないぜ! 盗んだカードには、お前の心はこもってないからな。 やはりそうか。お前、海馬瀬人の弟、モクバだな! なんだって?!ペガサスが? 事情は分かった。 しかし、だからといって他人のカードを奪っていいことにはならないぜ! これ以上戦っても無駄だ!他人から盗んだカードで勝てるほど、このゲームは甘くないぜ! ハッ。 そういうことか。うん? モクバ!? うおぅ(驚)。 よせモクバ! あっ! モクバ、そんな事をしても、海馬コーポレーションを守ることにはならないぞ! 海馬は今苦しんでいる。しかしそれは、カードの心を掴むため。 自分の力で、本当のプライドを取り戻すために戦っているからだ! カードの心を掴んだとき、海馬は必ず帰ってくる。 君はそんなお兄さんを、いや、海馬コーポレーションの信用まで落とそうというのか! 泥棒なんて、しなくていい。約束するぜ。オレがペガサスを倒す! 少しでも海馬が何に苦しんでいるか理解したいのなら、カードの心を少しでも分かろうとするのなら、 盗んだカードデッキとスターチップをあの少年に、返してやるんだ! 急ごうモクバ! 何?! モクバ! 待て。 残りのスターチップは、3個。全てを賭けて、貴様にデュエルを申し込むぜ! モクバ! モクバを離すんだ! デュエルの相手は? おぉ!?(驚)海馬!
https://w.atwiki.jp/nicoparo/pages/77.html
じっとりと重苦しい暗闇の中、ぎいと、ベッドのスプリングが軋んだ。 一人用の寝室には、互いの吐息の音すら聞こえるほどの静けさが漂っている。 言葉に押し倒される形で、ベッドに躰を預ける海馬の首筋には 彼女の得物である古青江がぴったりと押し当てられていた。 その切っ先はシーツを突き破り、中のマットにまで刺さっている。 少しでも彼女が手を傾ければ、あっという間に白い敷布は鮮血に染まるだろう。 「何の真似だ」 あまりに真剣で、操られているとも思えないほどに淡々とした言葉の表情に、海馬は抗う気を無くした。 代わりに、何故こんなことをと問いかける。 「御免なさい、御免なさい」 悪びれもせず、機械的に謝罪しながら、言葉自身も考える。 どうして、こんな事をしているのだろうと―――。 メンバーに加入した当初、彼女は年の近い相手との会話を拒んでいた。 彼女の豊満な身体を、自重の心があっても隠しきれない照れや興奮で眺める男は、彼らを。 活発で自分の言いたいことを言い、積極的に動く女は、彼女達を。 全てが、かつて言葉を傷付けた誰かに重なって見えた。 自意識過剰と言われれば、それまでなのかもしれない。 だが彼女は、どうしても自分から誰かの傍にいるようなことは出来なかった。 自らを励ますように、誠の事を思い出そうとするが、それも上手くは行かない。 何時も浮かぶのは幸せな恋人同士の学園生活ではなく、彼から受けた心ない仕打ちや 逆に何もしてくれなかったという事に対しての、絶望だった。 そうやって自分自身を過去の記憶で縛り付けて、苛めることで、言葉は己を保っていた。 けれども、記憶の中の誠は、彼女の心を刻むことはあっても、傍に寄り添って温もりを与えてはくれない。 人の体温を求めて言葉が辿り着いたのが、海馬の隣りだった。 海馬は、基本的に女も男も区別したりはしない。する必要がないからだ。 彼にとっては、自分と自分の前に立ち塞がる者、そして愛する弟とカード以外は、全て単なる有象無象である。 例え隣りに立つのが、女性としてこの上なく魅力的な言葉であっても、道の端に落ちている石ころのように扱う。 だからこそ、言葉は彼の傍にいようと思った。そうすれば、僅かだが人の温もりは感じられる。 自分を女として見ることも、いや、人として見ることもしない海馬は、彼女にとって都合が良かった。 故に、その場を選んだ。 そうしている内に、段々メンバー一人一人の個性が、彼女には見えてきた。 慣れてみれば、彼女を邪険に扱う酷い人間は一人もいない事が解る。 彼らは、性的な目で言葉を見ることはあっても、そこに正しい好意を存分に含んで接してくれた。 彼女達は、言葉の性格を真っ向から否定せず、寧ろ彼女の感情を代弁してくれることさえあった。 温かい人々に囲まれ、年相応の友達が出来て、誰もが自分を受け入れてくれる。 そんな幸せを自覚した瞬間、彼女は自分の中の圧倒的な絶望に気が付いてしまった。 誠との思い出が、あれほど彼女自身を苛め苦しめ、爪痕を遺した記憶が、色褪せてしまったのだ。 「誠君との、日々が」 虚ろな瞳で海馬を見下ろしながら、言葉は淡々と口にする。 「どんなに思い出そうとしても、消えて行ってしまうんです。セピア色の写真みたいに」 ぽたりと、海馬の頬に一滴の涙がこぼれ落ちた。 僅かに眉を顰め、彼は力なく、それがどうしたと言い返す。 「あんなに辛くて苦しくて、死んでしまいたいとすら思った事があるのに、もう、思い出しても胸が痛まないんです。 今、皆さんに囲まれて、凄く幸せで。でも、このままだと私は、誠君を忘れてしまう」 不幸せで閉じられた空間で、彼を愛するしか逃げ出す道がなかったのだと、悟ってしまった。 誠からの告白を、目の前に垂らされた蜘蛛の糸だと信じて、ひたすらに縋った。 どんなに辛くても、それだけしかないのだと盲信し続けた。 それが、今ここに来て打ち砕かれる事になる。 ぽたりぽたりと、雫が流れを作り、海馬の頬を打つ。 「忘れたくない、ん、です。記憶は、痛くて苦しくて辛くて、でも、その痛みさえあれば、私は誠君を忘れない。 想い続けていられるのに、それなのに。皆さんの優しさが、私から誠君を消し去ってしまう!」 言葉は片手で海馬の胸元を掴み、ゆっくりと顔を埋めた。 「忘れたくない……忘れたくない。お願いです、海馬君。私を傷付けてください。私に罪を犯させてください。 そうすれば、誠君を裏切ってしまった罪悪感で、また私は苦しむことが出来る……彼を、忘れないでいられる」 ひくひくと、目の前で揺れる言葉の黒髪を睨みながら、海馬は身動ぎもしなかった。 自分を道具に使うなと蹴り出して仕舞えば、それで終わる話だ。普段の海馬ならば、迷うことなくそうしただろう。 しかし、動けなかった。 刃物があるからではない。彼の根幹にある傷と、言葉のそれが、まるで同じだったからだ。 幼い頃、両親を失い入れられた施設で、彼は幸福だった。 自らの願望を弟に語り、大きな夢を見ていた。幸せな日々。それは、彼が捨て去りさえしなければ、続いていたはずだ。 その幸福を、海馬は自らの手で一枚のカードのように破り捨てた。 プライドを投げ打ち禁を犯してまで、海馬剛三郎の養子となり、地獄の日々を針の筵の上を歩くように過ごす。 肉体と精神への痛みを抱えることで、彼もまた忘れぬように刻みつけていた。 大人達への恨み、憎しみ、復讐の心。 それらは幸せな世界の中で、弟と共にまっとうな道を歩んでいれば、いつの間にか消え去ってしまっていただろう。 目の前に示されていたはずの、その安寧な道を、海馬は選べなかったのだ。 忘れたくないという一心で。 「どうして俺を選んだ」 拒否も受け入れもせず、海馬は呟く。 驚いたように顔を上げて、言葉は今更のように、失礼かもしれませんがと前置きをして説明する。 「海馬君は、私が何をしても気になさらないでしょう? 私なんて、どうでも良いと思っているから。 ただの芥が今夜何をしたって、それを翌日まで持ち込んで、態度を変えたりしない。気にもしない。だから、です」 少しおどおどした困ったような声は、彼女の考える海馬像を述べる。 彼女からの評価を、海馬はふぅんと鼻で笑った。 「賢明だ」 皮肉か、それとも本当の賞賛か。解りかねる意見に、言葉は小首を傾げる。 今から彼女がやろうとしている事には、全くそぐわないあどけなさに、海馬は呆れたように溜息を吐いた。 そして、ぎっと逸らすことのない強い視線を、彼女に向ける。 鋭く抉るような勢いに、言葉はびくりと硬直した。 「だが、罪を犯すなら一人でやれ。俺は共犯者ではない。共に堕ちる相手が居るなどという逃げは許さん やるなら狂え、完全に壊れろ。貴様が本気で狂いたいと願うなら、この躰なぞ幾らでもくれてやるわ。」 外すことを許さない瞳の奥には、傷跡から流れ出した膿の残滓が、今も積もり続けている。 蒼が映し出す闇の深さと、それでも揺るぎない光に、言葉は笑うときのように目を細めた。 「宜しく―――お願いします」 古青江の刃で幽かに傷付いた首筋から、うっすらと滲み出る血を舐めあげ、言葉は海馬の服に手を掛けた。 歯で軽くズボンのジッパーを噛み、引き下げる。金属が擦れる音は静謐な室内に響いた。 言葉は器用に片手で海馬の性器を探り引き抜くと同時に、自身のブラウスのボタンも外す。 薄い水色の下着が食い込む白い肌は、興奮か寒気からか、ぷつぷつと鳥肌を立てていた。 「お借り、します」 礼儀正しく頭を下げてから、言葉は海馬の服の隙間から腹に手を伸ばした。 下着からはみ出した横乳と脇の間に、亀頭を触れさせながら、彼女は海馬の臍に唇を落とす。 「つっ!!」 冷えた指先で脇腹周辺をなぞり、掬い上げるように臍に舌を這わされる。 ぬるりとした熱を帯びる塊に腹を掻き回され、反射的に彼は躰を跳ねさせた。 ちりっと焦げるような痛みが首筋に走る。 「あ、動かないで下さい。深く刺さってしまいます」 片目を開けると、未だ抜かれることのない古青江が、頸動脈を切り裂こうとぎらぎらと光っている。 彼女にはこの刃を取り除く気がないらしい。 じわりと血がしみ出すのを感じて、海馬は深く息を吐き、胸元を握り締めた。 その様子を見て安堵したのか、言葉は彼の亀頭を、すべすべした腋と横乳で挟み込む。 マシュマロで覆われ扱かれるかのような感覚に、海馬は強く目を瞑った。 腋の間の窪みにすっぽりと先端が入る度に、骨と脂肪が亀頭を締め付ける。 臍への言葉の愛撫は続く。下着のゴム痕を指で追い、時に赤く染まったラインを爪で更に深く傷付けていく。 舌は腹筋と骨で出来た窪みを擽る。 猫のようだ、と緩やかな細波を感じながら海馬は思い出す。 施設にいた頃、裏庭に餌を求めてやってきた子猫が、こうやって自分の指を舐めていた。 ざらついた舌が指先をくるむ度に、項の辺りがぞくぞくとした。 それを快感と呼ぶのなら、これはどう呼べばいいのだろう。レベルが段違いだ。 郷愁の心とは裏腹に、躰はずくずくと脳の後ろを掻き回すような熱を訴えている。 言葉の舌は股関節を伝い、性器の真上まで来ている。 腋で弄られていた性器はいつの間にか緩やかに立ち上がっていた。 形を確かめるように、彼女の指が根本から先端へと、爪先だけが当たるように持ち上げられる。 言葉は人差し指を尿道に置き、グラスの縁を撫でるときのように、つうっと一週させると 小さなひくつく隙間に指を押し込んだ。 「ぐっ! き、さ……っ!!」 もちろん入る訳はない。だが、言葉は差し込む指を止めることなく、掻きむしるように爪で敏感な部分を抉り続ける。 覆い被さる刃の所為で、躰を大きく跳ねさせる訳にも行かず、海馬は必死で痛みに耐えた。 だが、痛みすら快楽と捉えているのか、海馬の性器はじゅくりと先走りの精液を漏らし始めていた。 ぐちゅぐちゅと、弄る度に水音が混じり始めた性器を、光のない瞳で眺めながら、言葉は付け根を噛む。 陰毛の一本一本を舐め回し、時折噛み切り引き抜く。 だらりと口の端からこぼれ落ち、シーツに染みを作る唾液に、白い精液と茶色い体毛が混じり始めたのを見て 彼女は漸く顔を上げ、海馬の性器から指を放した。 訪れることの無くなった痛みに、荒い息を整え出す海馬を無視するように、言葉はぐっと己のブラジャーを掴む。 通常の少女が着用するものよりも、桁違いで大きいそれを無理矢理、上方に少しだけずらすと彼女は ぴくりぴくりと震える度に、汁を零す海馬の性器をぐっと握り締めた。 「こんなになって、少し可哀想ですね。今、楽にしますから」 脈打ち硬く屹立する性器を、言葉は豊満な胸と下着の間に挟み込んだ。 ずらされたブラジャーは、彼女の胸の一番大きな部分を締め付け、はみ出し突っ張っている部分からも解るように ぱつんぱつんに海馬の性器を押し潰した。 「私が動かしますね。死にたくなかったら、海馬君は動かないで下さい」 谷間から僅かにはみ出す先端を、ちろちろと舌で舐め、言葉は両手で乳房を掻き抱いた。 両側から挟み込み、リズミカルに上下させ圧迫する。 その度に、柔らかな肌と肉の感触と、弾ける胸を無理矢理押さえ込もうとする下着の、ワイヤーの感触が性器を襲う。 ずるりと持ち上げられ、どたぷーんと落とされ揺れる度に、谷間には白濁液が溜まっていく。 彼女の舌と尿道の間では、薄く色付いた唾液の糸が、太く短く細く長くを繰り返している。 延髄に絶え間なく訪れる、雷のような衝撃に堪えながら、海馬は言葉を見た。 情熱的で淫靡な行為とは温度差のある瞳は、ずっと冷たく色を失っている。 慣れてきた手を、ゆっくりと陰嚢の方へ動かしながら、言葉は自問自答を続けていた。 今の自分を、もし誠が見たらどう思うだろうかと、取り留めもない幻想は終わらない。 恐らく、この様な場面を見ても、誠は何もしないだろう。 もしかしたら裏切られたと感じて、言葉には近付かなくなるかもしれない。 彼女がどうしてこの様な行動に走ったのか、問いつめることもなく、只驚き、悔しがり、何もせずに諦める。 誠がそういう男だと、言葉は分かっていた。それでも信じたかった。 世界と楽しそうに睦み合う誠を見た自分のように、少しは怒ってくれるのではないかと。 海馬に対して、言葉の彼氏は自分なのだと、憤り主張してくれるのではないか、と。期待した。 だがそれは、彼女の願望であり、都合の良い妄想だった。 口の中に広がる精液の味は、苦くえぐみと生臭さを鼻の奥にまで広げ、涙腺を犯す。 「……く、ん。まこ、と、くん。ま、こ、と……く、ん」 誠はいつでもそうだった。自分からは動こうとせず、周りが動くままに流される。 何時でも取り合い、奪い合い、こうなればいいと行動を起こすのは彼女や世界、そして彼を愛する女ばかり。 だから、こうやって自分が穢れ堕ちてしまったとしても傷付くのは自分だけで、誠はどうもしない。 ちぇっと舌打ちを一つして、世界や彼を構う女性の元で嘆くだけだ。 なら、どうして自分はこんな事をしているのだろう。 誠のことを覚えている、それだけのために。今この躰を捧げている。 言葉の視界は、ぼんやりと形を崩していった。 激しく揺れる度に、彼女の胸から下着がずれて上に持ち上がっていく。 色づき、きゅんと固まりかける乳輪がはみ出しても気にならないのか 言葉は包皮の隙間を舐め、僅かに溜まる恥垢を刮げ取る。 左手の指先は、先程からやわやわと陰嚢を揉み解していた。 笑顔は完全に消え、唇は一人の男の名前を呼び続ける。 壊れた人形のような様子の彼女を、白く染まる閃光で視界を覆い尽くされながら見詰め、海馬は唸った。 快楽を堪えるためか、無意識のうちに胸元のロケットを握り締めていた指が、存在を主張するかのように痛む。 中にあるのは幼い弟の、幸せだった頃の写真だ。 無邪気に笑う木馬と、その姿を見て笑みを零す自分。優しい世界、小さな子猫。 あの猫は、確か暫くして姿を消してしまった。木馬は知らなかったが、自分は知っている。 猫は死ぬときに、姿を見せずひっそりと、一人で命を落とすのだと。 途切れ途切れに紡がれる声と、その合間に薄い精液を口に含み、強請るように舌を動かす彼女は、何処か似ている。 海馬は、徐にロケットから手を放し、絶え間なく溢れる言葉の頬に指先を近付けた。 脳内を火花が散る。 ひとしずく、彼女の涙を指が掬い上げた瞬間、海馬は達していた。 言葉は、何をされたのか解らないと言いたげに、ぼんやりと海馬を見詰めていた。 目を閉じて荒く息を吐く彼の指は、彼女の涙と飛び散った精液で濡れている。 汚してしまった。 反射的にそう感じた言葉は、躊躇いなく彼の指を咥えた。 一本一本を丹念に舐めあげていくその様が、ますます猫じみているように感じられ 海馬は、薄く開けた目をもう一度閉じ眉を顰めた。 彼の不快そうな顔を見て、言葉はいっそうの自己嫌悪に陥る。 結局、こんな事をしても、実るものは何も無いのだ。 海馬の精液が広がる胸を見ても、彼女には誠に対する感慨も後悔も、痛みも無かった。 ひたすら虚しさと、そして海馬を利用してしまった自分への嫌悪感だけが募っていく。 共犯者にはならないと宣言されていたのに、こうして気を遣わせてしまった。 口の中に広がる潮の味は、辛く苦みばしり、舌に突き刺さる。 「おい」 突然海馬から声を掛けられ、言葉はびくりと咥えていた指から身を引く。 唾液が糸状になって繋がる様を、忌々しそうに眺めてから、彼は問いかけた。 「貴様は、快楽に身を委ねる気はないのか」 海馬からの思いも寄らない発言に、言葉は驚き、困ったように身を縮こまらせる。 欲望のままに己を弄んでは、罪にならない。 何より、言葉の貞操観念は、誠でも突き崩せないほどに固かった。 胸や手足、口などは穢れても構わない。けれども、操だけは何があっても守る。 こんなことになっているのに、今更と思わないでもなかったが、言葉は緩やかに首を振った。 「もう、充分です。本当に御免なさい、こんな」 みなまで言わない内に、彼女の目前に、海馬が迫ってきた。 「え、え?」 大分落ち着いたのか、器用に古青江を引き抜き傍らに置いた海馬は、真意の見えない笑みを浮かべている。 「貴様、この俺に失礼だとは思わんのか?」 「しつ、れい」 目線を落とし、彼の腹に広がる精液を見て、言葉は遅まきながら頬を朱に染めた。 自分は海馬を道具のように使い、辱めた。それなら海馬にもまた、彼女を自由に扱う権利がある。 「そうだ。これだけ好き勝手やってくれたのだ。次は、俺のターンだろう」 海馬の長い指が、言葉の顎を掴んだ。 貴様にも快楽と屈辱を与えてやろう、と、低い囁きが耳元で響き、思わず身をすくめる。 急に、露わになった胸元が寒々しく恥ずかしいものに思え、彼女は自らの顔を手で覆った。 ぽふり。 小さな衝撃が、言葉の頭に落とされる。 海馬の長い指は、彼女の艶やかな黒髪を掻き分け、項を撫で上げていく。 ゆったりと動かされる手が、胸元や唇に降りてこないことを不審に思い、そろりと指の間から覗くと そこには、普段よりもぎこちない笑みを浮かべた海馬がいた。 「どうだ、子供のように扱われるのは屈辱だろう」 屈辱。 そんなものを、彼女は感じては居なかった。海馬とて、本気で言葉を責め立てているつもりはないのだろう。 手の動きは何かを思い出そうとしているかのように、拙い。 「海馬、くん」 撫でられる際の僅かな圧力の所為か、そろそろと下がっていく言葉の頭と、窺うような上目遣い。 遠い昔、モクバが泣きそうになったときも、こんな事をしていた気がすると、海馬は片方の手で再びロケットを握った。 『兄サマ、どうしよう……あの猫、いなくなっちゃった。 オレ、もっと餌とかやってたら良かったのかな。そうすれば、もっと……』 何時からだろうか、彼の目の前で弟が泣かなくなったのは。 それは、剛三郎がビルから飛び降りて死んだ日からだったかもしれない。 それよりももっと前の、あの運命を決めたチェスの日からだったかもしれない。 涙を零さず、寂しいと訴えることもなく、代わりに自分や他人を傷付けて、生まれた歪みを埋めていた。 「頭、そのう……かい、ば、君?」 幸せで、優しかった頃の自分は、そんな時。弟の頭を撫でて、どうしてやっていた? 「――――――け」 「ひゃうっ!」 言葉の頭を、更に強い力で押さえ付け、海馬は彼女を見下ろす。 「痛いだろう、泣け」 「え、え」 何を命じられたのか解らず、言葉は真意を探るように顔を上げようとした。 だが、背筋を伸ばすことを許さないかのように、海馬の手はがっちりと後頭部に掛かっている。 言葉は、ぎりぎりと頭皮に食い込む痛みに、疑問符を浮かべ続ける。 「惨めったらしく、声を上げて泣けと言っているんだ。先程のような、泣いているのかいないのか解らん態度は認めん この俺に謝罪したいと思うのなら当然だろう。魂が枯れるまで泣き叫べ、妥協は許さん」 ぐいぐいと、更に掛かる力の所為で、言葉の方から海馬の顔を見ることは出来ない。 言われたことを頭の中で何度も繰り返し、彼の意図するところを捉えた途端、瞳からは止め処なく涙が溢れだした。 忘れたくない。その為だけに自分を傷付けた先に待っているのは、誰も鞭打つ者の居ない一人だけの世界だ。 暗闇の中で拘束具に身を包み、鞭の音だけを思い出す日々の積み重ね。 それは、海馬のよく知る崩壊だった。 「あ、あ……っ……あああああ……うあああああっ……」 悲壮な嗚咽の声が、言葉の口を突いて出る。 茨で縛られて、砕け散る直前のようにみしみしと音を立てていた彼女の心は、今。 鋭い刃の一撃で切り裂かれ、大きな傷を残し血を噴き出させながらも、解放されている。 血も膿も、痛みを恐れずに全て吐き出してしまえば、良い。 本当は、海馬は言葉も、過去の自分と同じように壊れてしまえばいいと考えていた。 それが救いだというのならば、粉々に打ち砕かれてしまえと。 けれども、ぐっと握り締めた掌の中にある物に気が付き、海馬は 崖の上に立つ言葉を、狂ってしまえと突き飛ばすのではなく、誰かのために生きろと、引き戻していた。 小さなカード型のロケットの中で、モクバは彼の名を呼んでいる。 『兄サマ』 暗闇の中で一人、砕け散った心を拾い集めていたときに、背中を支え、呼びかけてくれていた声。 泣いても良い、縋っても良いのだと。 許しを与えてくれた弟の掌は、幼い頃自分が彼にしていたように、優しく体と心を撫で包む。 セピア色のそれは、海馬の心の中に今も昔も変わらず、在り続けていた。 言葉もまた、同色の想いの存在を感じていた。 何も意図せず、肉体が求めるまま従って、堪えていたものを垂れ流す。 そうして段々心が空になっていくうちに、まるで深く水を湛えていた海の底が、引き潮とともに浮かび上がるかのように 彼女の中にも変わらず在り続けるものが、姿を現した。 初めて、誠と話した日。携帯の中で遠くを見る、自分の姿を見て。 好きだと言われたあの時の、幸せな気持ち。色褪せてしまったけれど、優しく。水底にあった記憶。 胸元で祈るように両手を握り締め、言葉は首を横に振った。 「在りました。在ったんですね、無くなるんだと思っていたものは、無くなるわけじゃなかった 大事に仕舞い込んでしまって、見えなくなっていただけ」 だから、と続けて、言葉はゆっくりと顔を上げる。海馬の手は、彼女の頭上から頬へと降りてきていた。 その手に自分の手を重ねて、言葉はふうわりと微笑んだ。 「私は、思い違いをしていました。もう大丈夫です」 柔和な笑みを小馬鹿にするように、海馬は鼻で笑いながら瞳を覗き込む。 「この俺を道具のように扱っておいて“思い違い”か。良い身分だな」 挑発的な物言いを気にも留めず、言葉は自分から、鼻先が触れるほどの距離になるよう顔を近付けた。 「はい、私の“思い違い”でした。だって、海馬君はこんなに優しいんですから」 冷たい人間のように言ってしまって、御免なさい。 こつんと、額が触れる。 近すぎて海馬がどんな顔をしているのか、言葉には見えなかったが、何となく察しは付いた。 蒼い瞳は、言われ慣れない言葉に戸惑い、虚空を彷徨っている。 くすりと小さく笑ってから、言葉は心の中で誠に謝った。 御免なさい誠君。でも、私は今、幸せです。 この記憶も、思い出としてセピア色に染まって、何時か心の海を漂うのだろう。 沈んで、時折海が干上がりそうになったときに、そっと顔を出す、優しい貝殻のような記憶になる。 細波のような心音を感じながら、言葉はそっと、捨て台詞を吐くつもりだった海馬の唇を塞いだ。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ryuzan/pages/42.html
作ったページを報告してください。 ページ名を[[]]で囲めばリンクできます。 ミッキーを池に落としたっていうのはこの学校じゃないよ。 -- raz (2009-03-30 11 22 21) 画像保管庫にリンク追加と、トップのニュー速+へのリンク更新しますた -- HANDA (2009-03-30 12 39 51) トップのニュー速+へのリンクを最新に更新 -- HANDA (2009-03-30 13 35 35) 先生に折鶴を贈ろうページ作りました。広く告知したいのでメニューやトップページに載せてほしいです。 -- asdf (2009-03-30 22 13 33) ニコ動に「先生に折鶴を送ろう」関連動画があがってます。トップか先生に折り紙を送ろうに張ってもらえると幸いですsm6612732 -- NARAWA (2009-04-01 21 28 10) 書くとこないからここに。傷害罪には未遂はないよ。恥かしいから消すべきかと。教師がPTSDになったら成立する余地あり程度に。それと教師に対する殺人罪で自殺教唆は今回と全く関係ないよ。 -- juri (2009-04-02 11 28 58) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/301.html
アバンタイトル まったく!人騒がせにもほどがあるよ。 せっかくレベッカとレオン君がいい戦いをしてたのに、じーちゃんのせいで応援に遅れちゃったんだからね! レベッカも良くがんばったけど、結局接戦を制したレオン君がKCグランプリ決勝戦へと勝ちあがった。 相手は城之内君を倒したジーク・ロイド! 一体どんなデュエルになるんだろう? あれは… 海馬君! どういうこと? シュレイダー…じーちゃん、シュレイダーって! ええ? 海馬君がジークと! 海馬君がデュエルを… レオン君! うん。 海馬君の場に壁モンスターはいない。 三体のダイレクトアタックが決まれば、海馬君は…!
https://w.atwiki.jp/yu-gi-oh-dialog/pages/300.html
(ようやくお出ましか…) どういうことか説明してくれないか?…ミスター海馬。 フフフフ…ハハハハハハ! これはまた、海馬コーポレーションの総帥ともあろうお方がなんと気の小さい。 シュレイダー社次期社長のこの私に、初代KCグランプリチャンピオンの称号を奪われるのが余程恐ろしいと見える。 ミスター海馬、ここでの会話は全世界へ中継されているのだろう? 世界中のデュエルファンは思うだろう。海馬瀬人が、このジーク・フリードに恐れをなし、些細な違反を盾にしてこの戦いから追放した、と。 ほう…君が私の相手をすると。 とんでもない。光栄だよ。ミスター海馬。 勝ったほうが先攻後攻の選択を。 では私は表に。 私の勝ちだ。 やはり私は運命に愛されているようだ。 後攻で。 (海馬。全世界のデュエリストたちが見ている前でお前も海馬コーポレーションも二度と立ち上がれぬよう永遠に葬り去ってやる) デュエル! 私のターン。ドロー。 海馬、運命の序曲は静寂から始まるとは限らない。 その気まぐれが、時に嵐のような幕開けを用意することもある。 もちろんだよ。 私の美しき戦乙女たちがお前をヴァルハラへ送るべく、今や遅しと待っている。 私は手札から、魔法カード「ワルキューレ・リット」を発動! 手札にあるワルキューレを全て特殊召喚する! 出でよ!「ワルキューレ・ツヴァイト」!「ワルキューレ・アルテスト」!「ワルキューレ・ドリッド」! 「ワルキューレ・ツヴァイト」の特殊効果発動! 召喚時、相手モンスター一体を破壊する! さらに、「ワルキューレ・アルテスト」の効果で相手墓地のモンスター一体をゲームから除外することにより、このターン、そのモンスターの攻撃力で戦うことができる! まだだ!「ワルキューレ・ドリッド」の特殊効果発動! 除外されている相手モンスター一体につき100ポイント攻撃力をアップする! 序曲を奏でる前にフィナーレを迎えるとはな。 さらばだ海馬!ヴァルハラへ去れ! まずは「ワルキューレ・ツヴァイト」でプレイヤーへダイレクトアタック!
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5348.html
前ページ次ページゼロの社長 アテムと遊戯の戦いの儀より数ヶ月 天を貫かんが如く、天高くそびえ立つ高層ビル、海馬コーポレーション本社ビル 突風が吹きすさぶこのビルの屋上で、対峙する二人の決闘者(デュエリスト)がいた。 「僕のターン!手札より、レッドガジェットを召喚!レッドガジェットの効果により、 手札にイエローガジェットを加える!」 歯車から手足が生えた機械の戦士が対峙する決闘者の一人、武藤遊戯の前に召還 される。 今はいない、彼自身であり最大のライバルであるもうひとりの自分 『アテム』と 戦った時に、ともに闘った3色の歯車の戦士の一人、レッドガジェット。 「さらに、僕はカードを2枚伏せ、ターンエンド」 ガジェットの後ろに、2枚の伏せカードが現れる。 そして、遊戯に対峙するのは、このビルの主であり現在世界で屈指のデュエリストとなった、 海馬瀬人であった。 「俺のターン!ドロー!手札より、魔法カード大嵐を発動する!」 ソリッドビジョンにより現れた大きな竜巻が、遊戯の場の伏せカード2枚を破壊していく。 破壊されたカードは、聖なるバリア-ミラーフォース-、そして、起動砦ストロングホールド。 「しまった!!」 「ふん!雑魚モンスターをあえて攻撃表示で残す事で、こちらの攻撃を誘い、 罠カードで反撃する目論見だったようだが、甘いぞ遊戯! その程度の戦略でこの俺を倒せると思うな! 手札より、古のルールを発動!」 デュエルディスクにカードを挿入すると、フィールド上に巻物が現れ消える。 そして、後に現れる強大な力を秘めたモンスターの登場を恐れるかのように、 場を嵐が吹きすさぶ。 「このカードの効果により、手札からモンスターを生け贄無しで通常召喚することができる。」 海馬の手札が輝いたように見えたのは、決して気のせいではないだろう。 デュエルモンスターズの世界にいまや3枚しか存在しない究極のレアカード、 そして、海馬瀬人の最も信頼するモンスターがフィールドに召喚される。 「出でよ、青眼の白龍!」 フィールドに咆哮を放ち、全身純白にして美しい蒼き瞳を持つ龍がフィールドへと召喚される。 「青眼の…白龍!海馬君の最強のモンスターが、1ターンで出てくるなんて…」 遊戯は自分の予想の甘さを反省した。 こんなにも早く、相手の最強のモンスターを場に出させてしまうなんて。 「己の愚昧な策略を呪うがいい!青眼の白龍の攻撃!滅びのバーストストリーム!!!」 攻撃力3000を誇る青眼の白龍の必殺技が、遊戯の場のレッドガジェットを 塵も残さず粉砕した。もっとも、青眼の白龍の攻撃を受けて倒れないモンスターなど、 殆ど存在しないが。 「うわぁぁぁぁぁ!」LP4000→2300 あっという間に遊戯のライフが半分近くまで削られる。 それほどまでに、青眼の白龍の攻撃は強靭であり、最強であり、そして無敵であった。 しかし、もくもくと上がる煙が晴れようとしたそのとき、異変は起こった。 「ぬっ!?何だこれは?」 海馬の目前に、今までそこには無かった"光る鏡"が現れたのだ。 あまりにも突然の出現に、海馬だけでなく、向かい側にいた遊戯までも思わず身構える。 ソリッドビジョンではありえないそこにあるという感覚。 だが、糸もなしに鏡がふわふわと浮かぶなど現実にはありえない。 海馬が思わず手を伸ばし、その鏡に触れた瞬間、その場は閃光に包まれた。 「なにぃっ!?ぬああああああ!!」 まばゆい光の中で、遊戯は海馬の声を聞いた。しかし、目の前は閃光で埋め尽くされ 海馬の姿はおろか、周りを見ることすら出来ない。 「!?海馬君!?いったいなにが!?」 閃光が収まり、辺りが元通りになったとき、遊戯はすぐに気が付いた。 いきなり現れた不思議な鏡とともに、今まで目の前にいた、海馬瀬人の姿がなくなっていることに。 こうして、ゲートをくぐりぬけた海馬瀬人は、世界を越えてハルキゲニアの土を踏む事となった。 前ページ次ページゼロの社長